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株式会社コスモステクノ静岡業務システムの受託開発

サービス

シフト表の自動作成システムの開発

人数・資格・連勤の上限・希望休といった条件から、シフト表の案を計算で作る仕組みの開発をお受けします。食品工場、飲食・宿泊、物流倉庫、介護・医療の勤務表を想定しています。確定するのは担当の方で、案は画面で直せます。

月末が近づくと、シフトを組む担当の方がExcelを開きます。紙やLINEで届いた希望休を書き写し、日ごとの人数を数えます。資格のある人が各時間帯にいるか、連勤が続きすぎていないかは、頭の中で確かめます。

組み終わってから希望の漏れが見つかり、やり直しになることもあります。毎月何日もかかり、担当の方が休むと誰も組めません。

以下では、条件からシフト表の案を計算で出し、担当の方が直して確定する仕組みについて書いています。

シフト表は自動で作れますか

作れます。人数・資格・連勤の上限・希望休といった条件を満たす組み方を計算で探し、案として出します。確定するのは担当の方です。

  1. 集めるスタッフの方がスマートフォンから希望休と希望シフトを出す
  2. 組む条件を満たす組み方を計算し、1か月分の案を出す
  3. 直す担当の方が画面で入れ替える。条件から外れるとその場で知らせる
  4. 渡す確定した表を配り、勤怠や給与のシステムへ渡す

いまは担当の方が、数えることも確かめることも手でやっています。計算に任せるのは、数えることと確かめることの2つです。誰に出てもらうかといった判断は、担当の方に残します。

自動で出した案は、どんな形で見えますか

条件を満たした表が出て、守れなかった箇所に印が付きます。 下は説明のために作った1週間分の例です。

月 火 水 木 金 土 日
A◆ 早 遅 休 早 早 遅 休
B 早 遅 休 早 遅 遅▲ 休
C◆ 休 早 早 遅 休 早 早
D 遅 休 早 遅 休 早 遅
E 遅 休 遅 休 早 希 早
F 休 早 遅 休 遅 希 遅

A〜Fは6人のスタッフの方です。◆は資格を持っている方です。早は早番、遅は遅番、休は休み、希は希望どおりの休みです。

上の例で入れた条件は4つです。早番と遅番に2人ずつ置くこと。早番には◆の方を1人以上入れること。遅番の翌日に早番を入れないこと。連勤を5日までにすること。表のどの日も、4つの条件は守られています。

説明のために作った例です。お客様のシフトではなく、名前も架空です。実際の画面は、いまお使いの様式に合わせて作ります。

希望休が重なった日は、どう組みますか

人数や資格の決まりを先に満たし、通せなかった希望休に印を付けて案を出します。 誰に出てもらうかは、担当の方が決めます。

上の例では、土曜に希望休が重なっています。土曜はBさん・Eさん・Fさんの3人が希望休を出していました。全員を休みにすると、遅番が1人足りません。案ではBさんを出勤にして、▲で知らせています。Bさんに出てもらうか、応援を頼むかは担当の方が決めます。

希望休を必ず通す決まりの職場では、案を出す代わりに、どの日のどの条件が足りないかを示します。

どんな条件を入れられますか

「必ず守る条件」と「できれば守る条件」に分けて入れます。 分けておくと、全部を満たせない月でも案が出せます。

分け方 条件の例 満たせないとき
必ず守る 時間帯ごとの最低人数、資格を持つ人の配置、連勤の上限、遅番の翌日に早番を入れない どの日のどの条件が足りないかを示す
できれば守る 希望休と希望シフト、休みの日数のばらつき、夜勤の回数のばらつき 守れなかった箇所に印を付けて案を出す

どちらに入れるかは職場ごとに違います。希望休を必ず通す職場もあります。分け方は最初の打ち合わせで決めます。

業種によって、よく出る条件が違います。

業種 よく出る条件
食品工場・製造のライン ラインごとの必要人数、持ち場ごとに作業できる人、繁忙期の増員
飲食・宿泊 時間帯ごとの必要人数、アルバイトの方の希望シフト、扶養の範囲に収める勤務時間
物流倉庫 入荷・出荷の多い曜日と時間帯の人数、フォークリフトの資格を持つ人の配置
介護・医療 夜勤の回数と間隔、資格を持つ人の配置、夜勤明けの休み

介護・医療では「勤務表」と呼ぶことが多いものです。呼び方が違っても、組み方は同じです。

シフト以外に何をシステムにできるかは、業種ごとのページに書いています。食品製造業、製造・機械業、運送・物流業をご覧ください。

AIで組むのですか

使うのは数理最適化という計算の手法です。 条件を式にして、すべてを満たす組み合わせを探します。

過去のシフトを学習させる方式ではありません。そのため、過去のデータが少なくても始められます。その代わり、条件を言葉にして書き出す作業が要ります。 いまは担当の方の頭の中にある決まりです。

書き出した条件の一覧は、計算のためだけのものではありません。

書き出した条件の一覧

  • 1か月分の案を計算で出す
  • 組めない日に理由を示す
  • 手で直したときに外れを知らせる
  • 担当が替わっても同じ決まりで組める

4つ目は、計算を使わなくても残ります。シフトを組める方が1人しかいない職場では、組める方が休むと翌月の表が出ません。決まりが書き出してあれば、ほかの方でも同じ条件で組めます。

労働時間の決まりも条件に入れられますか

入れられます。ただし、どの決まりをどの値で守るかは御社で決めていただきます。 労働時間の上限や休憩の取り方は、就業規則や労使の取り決めによって職場ごとに違うためです。

決めていただいた値は「必ず守る条件」として組み込みます。超える組み方は案に出しません。法令に合っているかどうかの判断はお受けしていません。

対応している範囲

  • 希望の提出と集約 — スタッフの方がスマートフォンから希望休と希望シフトを出し、担当の方が一覧で見られる
  • 条件からの自動作成 — 必ず守る条件とできれば守る条件を分けて持ち、1か月分の案を計算で出す
  • 手で直す画面 — 案を入れ替えながら確定する。条件から外れた箇所はその場で知らせる
  • 勤怠・給与への受け渡し — 確定したシフトを、お使いの勤怠や給与のシステムへ取込形式で出す。APIでつなぐこともできる
  • 条件の追加や変更を、担当の方が画面から行えるようにする

範囲から外れるもの

  • 労働時間の上限や休憩の取り方が、法令に合っているかどうかの判断
  • 給与計算そのもの(計算するシステムへ渡す手前までを担当します)
  • タイムレコーダーやICカードの読み取り機など、打刻機器の販売や設置

使い始めるとき、いまのExcelはどうなりますか

しばらくは並べて使います。 いつもどおりExcelでも組んでいただき、計算で出した案と見比べます。

時間 →

いまExcelで組む
新しく計算で出した案で組む

帯が重なっている間は両方で組みます。案がそのまま使えると担当の方が判断してから、Excelをやめます。

見比べて違いが出た箇所は、まだ書き出せていない決まりです。「AさんとCさんは同じ日に休ませない」のような、担当の方しか知らない決まりが、見比べると見つかります。見つかったものは条件に足していきます。

進め方

  1. いまのシフト表と決まりを見せていただく過去数か月分の表と、希望休の集め方をうかがいます
  2. 条件を書き出す必ず守るものと、できれば守るものに分けます
  3. 過去の1か月分で試しに組む実際に使った表と見比べて、案が使えそうかを確かめます
  4. 作るかどうかを決めていただく試した結果をご覧になってから決めていただけます
  5. 一部の部署から使い始める全部そろうのを待たずに、組みやすい部署から始められます

社内にシステムの担当がいない場合に何を決めていただくかは、初めてシステム開発を外注するとき何を決めるかに書いています。

試作は見られますか

見られます。 社内で作った試作があります。希望を集めてから案を出し、手で直すまでの画面の流れをお見せできます。

試作はお客様の条件で組んだものではありません。画面の形と操作の流れを見ていただくためのものです。お客様の条件でどう組めるかは、「進め方」の3段目で確かめます。

お問い合わせのときに次のことを書いていただくと、最初の打ち合わせで試作を動かしながらお話しできます。

  • シフトを組む人数と、早番・遅番・夜勤などシフトの種類
  • いまの組み方(Excel、紙、パッケージソフトなど)と、毎月かかっている時間
  • 必ず守っている決まりのうち、思いつくもの

お問い合わせからご連絡ください。

体制

条件を式にして計算する部分は、E資格取得者が在籍するデータサイエンス部が担当します。希望を集める画面と、勤怠・給与のシステムとの連携は、業務システムの開発担当が作ります。どちらも社内で対応します。

よくいただく質問

急に休む人が出たとき、組み直せますか。
組み直せます。確定した日とほかの方の割り当てはなるべく動かさず、足りなくなった日の前後だけを組み直す作りにします。
スタッフは希望休をスマートフォンから出せますか。
出せます。アプリを入れずに、ブラウザから出せる作りにします。締め切りを過ぎた希望をどう扱うかも、先に決めておけます。
パートやアルバイトの勤務時間の上限も条件に入れられますか。
入れられます。月ごと・年ごとの上限時間を人ごとに持たせ、超える組み方を避けます。上限の値そのものは御社で決めていただきます。
いま貼り出しているシフト表の様式のまま出せますか。
出せます。掲示や配布に使っている様式に合わせて、ExcelやPDFで出します。スタッフの方がスマートフォンで自分の予定だけを見る画面も作れます。

業種ごとに、ほかに何をシステムにできますか

業種ごとに、段階に分けて書いています。実績の紹介ではありません。