
サービス
食品製造業の生産管理システム開発
食品製造業向けに、受注から製造計画・原材料・在庫・出荷までをつなぐ生産管理システムを開発しています。ロットと賞味期限の追跡、既存の基幹システムとの連携、いま動いている仕組みの改修もお受けします。
受注はFAXと電話で届く。製造計画はExcelで、ベテランの方が毎朝組み直している。在庫は別のシステムにあるが、棚の現物とは合っていない。
当日の追加注文が入るたびに、計画を組んだ方に聞かないと現場が動けない。計画を組む方が休むと、当日の段取りが決まらない。
どこまでを扱いますか
受注から出荷までと、受注から出荷までのあいだの原材料・製品の在庫です。
- 受注の取り込み(FAX・メール・EDI・Webからの注文、内示と確定の二段)
- 日別・ライン別の製造計画と、計画が変わったときの手配のやり直し
- 配合から原材料の所要量を出し、発注と入荷を管理する
- 原材料・仕掛品・製品の在庫、ロットと賞味期限の管理
- 出荷指示、納品書・送り状の出力
- 既存の基幹システムや会計システムとのデータ連携
全部を一度に作る必要はありません。 どこから始めるかは後ろに書きました。
製造計画は自動で組めますか
所要量の計算までは機械でできます。流す順は人が決めます。
受注と在庫から必要な数を出し、配合をたどって原材料の所要量を計算するところは、機械のほうが速くて間違いません。一方で、どの製品をどの順に流すかは、釜やラインの仕込み単位、切り替えの洗浄、当日の人の配置で決まります。流す順は、計画を組む方が持っている判断です。
そのため自動で組ませるのではなく、組んだ計画を速く直せる形にします。当日の追加注文が入ったときに、どの手配とどの在庫に影響するかが画面で分かれば、聞いて回る時間が減ります。
ロットと賞味期限はどう追いますか
どのロットの原材料が、どの製品のどのロットに入ったかを記録します。
回収の連絡が入ったときに、対象がどこまで広がるかを追えるようにするためです。出荷先から遡ることも、原材料から下って探すこともできます。
賞味期限については、納品先ごとに受け入れられる残日数の条件が違います。 納品先ごとの条件を登録しておき、期限の近いロットから引き当てる、条件に合わないロットは出荷の手前で止める、といった作りにできます。
倉庫の管理システムとは何が違いますか
扱う範囲が違います。 生産管理は「何をいつ作るか」、倉庫管理は「どの棚にあって、どう出すか」です。
製品倉庫の中の作業が中心のご相談は、倉庫と出荷の管理システムの開発・改修をご覧ください。作る側と出す側の両方をつなぐご相談もお受けします。
既製の生産管理ソフトと、何が違いますか
既製のソフトは、多くの会社に共通する手順を前提に作られています。当社は、御社のいまの手順に合わせて作ります。 手順が既製のソフトの前提に収まるなら、既製のソフトで足ります。
すでに既製のソフトを入れている会社からのご相談もお受けします。関わり方は3つです。
| 関わり方 | 向いている場面 |
|---|---|
| 足りない部分だけ作る | 既製のソフトは使い続けたい。帳票や画面の一部だけが、いまの手順に合わない |
| 既製のソフトとつなぐ | 受注や出荷の数字を、既製のソフトとほかの仕組みに二度入力している |
| 既製のソフトから置き換える | 手順を既製のソフトに合わせる手間が大きく、合わせきれない部分をExcelで補っている |
どの関わり方が合うかは、いまの手順と、既製のソフトの使われ方を拝見してから決めます。
いま使っているものを残したまま作れますか
できます。基幹システムは置き換えずに、つなぐ形を想定しています。
受注データを基幹から受け取り、製造と出荷の実績を返す。受け取りと返しの2方向がつながれば、同じ数字を二度入力することは無くなります。CSVなどのファイル、API、いま使っているEDIのどれでも合わせます。
長く使っている生産管理システムの改修や機能追加だけをお受けすることもできます。他社が作ったものを引き継ぐ場合の進め方は、他社が作ったシステムを引き継げるかの判断材料に書いています。
対応していないこと
- 製造機械そのものの制御(PLC・シーケンサの改造)
- 計量器・ラベラー・金属検出機など機器の販売や設置(機器から出るデータを受け取る部分はお受けします)
- 衛生管理や品質管理そのものの指導
- 会計システムの置き換え(連携はお受けします)
何から始めますか
いちばん手間がかかっている1工程からで構いません。
多くの場合は毎朝の製造計画か、受注の入力です。どちらも決まった方が張り付いていて、担当の方が休むと止まる作業だからです。
- いまの手順を見せていただく使っているExcelと帳票を、そのまま拝見します
- どこから手を付けるか決める手間の大きい工程から並べ、範囲を区切ります
- 画面の形で確認していただく動くものを見ていただいてから作り込みます
- 1工程から使い始める全部そろうのを待たずに、できたところから使えます
- 稼働後も同じ担当が見ます品目や取引先が増えたときの追加対応もお受けします
2番まででお渡しする形にもできます。 整理した結果だけ受け取って、社内で判断していただいて構いません。
古くなった仕組みをどう入れ替えるかの考え方はいまのシステムが古い。刷新は何から始めるかに、進め方の全体はご相談から着手までの流れに書いています。
よくいただく質問
- 受注が内示と確定の二段になっています。扱えますか。
- 扱えます。内示の数量で原材料の手配を進め、確定の数量で製造計画を締める形にできます。内示と確定に差が出たときに、どの手配に影響するかを画面で追えるようにします。
- 現場に入力する手間を増やしたくありません。
- 入力する場所を増やさない作りにします。すでに書いている作業日報や配合の記録を読み取る、計量器や包装機から出るデータを受け取る、といった形で人の手数を増やさずに記録を集めます。
- 食品以外の製造業でも相談できますか。
- できます。ロットと期限を追う必要がある点や、配合から原材料の所要量を出す点は、化成品や飼料の製造とも共通します。まず扱っている品目と、いまの管理のしかたをうかがいます。
業種ごとに、ほかに何をシステムにできますか
業種ごとに、段階に分けて書いています。実績の紹介ではありません。
