ご相談の入口
いまのシステムが古い。刷新は何から始めるか
長く使っている業務システムのサポートが切れている、直すと別の場所が壊れる、作った人が社内にいない。そうした状態から何をどの順で入れ替えるかを、現況調査と段階的な入れ替えの進め方でご説明します。静岡市のコスモステクノ静岡。
「古い」というのは、どういう状態ですか
ご相談でよくうかがうのは次のような状態です。
- 動いているサーバーのOSやデータベースのサポートが終わっている
- 1か所を直すと、別の画面が動かなくなる
- 作った人が退職して、中身が分かる方が社内にいない
- 使っているのは一部の画面だけで、残りは誰も触っていない
- サーバーが事務所の中にあり、置き換えの見通しが立っていない
どれか1つでも当てはまるなら、いまの状態を書き出すところから始められます。
全部を作り替える必要はありますか
必ずしもありません。残せる部分と入れ替える部分を分けます。
たとえばこういう形にできます。
- データは残して、画面だけ作り替える
- 一部の業務だけを先に新しい側へ出す
- 動いているものはそのままにして、足りないところを周りでつなぐ
どれになるかは中を見てからです。先に決めずに、調査の結果で決めます。
最初に何をしますか
現況調査を1本お受けします。何が動いていて、どこが危ないか、どの順で入れ替えるかを見て、報告書でお渡しします。
調査で見るもの
| 見るもの | なぜ見るか |
|---|---|
| サーバー・OS・データベースの版 | サポートの状況と、いまのまま動かし続けられる期間が分かります |
| ソースコードと仕様書の有無 | 直せるか、読み解きから始めるかが変わります |
| 実際に使われている画面と帳票 | 残す範囲が決まります。使われていない機能は作り直しません |
| データの量と持ち方 | 移すときの手間が決まります |
| 他のシステムや機器とのつながり | 止めたときに影響が出る範囲が分かります |
| 社内で中身が分かる方が残っているか | 聞き取りで進められるか、読み解きが増えるかが変わります |
調査だけで終えていただいて構いません。 報告書は、そのあと他社に頼まれる場合にもお使いいただけます。
なお、調査をした担当がそのまま作ります。 調査で分かった細かい事情を、別の担当に引き継ぐ手間が出ません。
段階的に入れ替えるとは、どういうことですか
業務を止めずに、一部ずつ新しい側へ移す進め方です。
時間 →
帯が重なっている間は、古い側と新しい側の両方が動きます。移し終わった業務から、古い側を止めていきます。
移す順番は、手間がかかっている業務から決めます。
一度に全部を切り替えると、切り替えた日に問題が出たときの戻り先がなくなります。順に移せば、問題が出た範囲もその業務の中に収まります。
サポート終了の期限が決まっている場合は
期限までに止めなければならない部分を先に切り出します。全部を期限に間に合わせる形にはしません。
先に切り出すのは、たとえば外から接続を受けている部分や、他社とデータをやりとりしている部分です。社内だけで使っている部分は、期限のあとに回せることもあります。
承れないこと
- サーバー機器・ネットワーク機器そのものの販売や設置
- いまお使いのパッケージソフトそのものの不具合対応(提供元での対応になります)
- ソースコードも動いている画面も残っていない場合に、元のとおりに戻すこと
最初にお受けする1本
現況調査だけを1本。何が動いていて、どこが危ないか、どの順で入れ替えるかを報告書で納める
契約の形は 請負になります。ここで終えていただいても構いません。
よくいただく質問
- 調査だけをお願いすることはできますか。
- できます。報告書をお渡ししてそこで終えていただいて構いません。その先を作るかどうかは、内容をご覧になってからご判断ください。
- いま動いているシステムを止めずに進められますか。
- 進められます。新しい側と古い側を併行して動かす期間を作り、業務ごとに順に移します。
- サポート終了の期限が決まっていますが、間に合いますか。
- お話をうかがってから判断します。期限までに止めなければならない部分を先に切り出し、残りをそのあとに回す形にできます。
